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のど

咽喉 (のど)

魚の骨がひっかかったら、ごはんの丸呑みをしたらとれますか

誤飲した魚骨は、扁桃や舌根部に刺さっていることが多いのですが、鯛の吸い物の中に入ってる顎の骨は、ほとんど食道に刺さり、ごはんの丸呑みで益々深く刺さることもあります。

簡単にとれる場合は問題ありませんが、喉を麻酔したり、全身麻酔をかけて取らなければならないとき、胃の中が空っぽになるまで時間をおかなければなりません。嘔吐により喉が詰まってしまうからです。

骨をひっかけたら、それ以上飲み食いしないで、耳鼻科医に相談して下さい。

学校で扁桃が大きいといわれた。手術が必要か

口を開け舌の中央をおしさげると、喉の奥の両側に半だ円形の形をしたものが口蓋扁桃です。

多くの原因で肥大しますが、単に大きいだけで特別症状がなければ治療の必要はありません。扁桃は呼吸器の一部でもあり、消化器の一部でもあり、呼吸障害ではいびきや睡眠無呼吸発作の原因となり、嚥下や摂食障害では、成長不良にもなりかねません。また、習慣性扁桃炎、慢性扁桃炎、病巣感染症、扁桃周囲膿瘍、などの扁桃炎にたいしては、手術の対象になります。

扁桃炎による病巣感染症とは、二次的に皮膚疾患(掌蹠膿庖症、多形滲出性紅班)、腎疾患(lgA腎症)、骨・関節疾患(胸肋鎖骨過形成、慢性関節リュウマチ)、心疾患(心筋炎、心内膜炎)が代表的な疾患です。治療として、扁桃摘出術がありますが、確実な診断基準がなく、摘出しても二次感染が必ず良くなるとは限らず、70〜80%の治癒率のようです。
従って、扁桃摘出に慎重な意見もあり、他科との有効な治療法と組み合わせて治療する必要があると思います。